高校生の告白エピソードと青春の恋愛物語
「好き」って気持ちは、自然に生まれるもんやけど、
それをちゃんと言葉にして誰かに伝えるって、ほんまに勇気がいるよね。
特に高校生の頃の恋愛は、まだまだ不器用で、それがまた純粋で切なくて…。
放課後の教室、帰り道、スマホ越しのメッセージ。
それぞれの告白には、心から溢れた想いと、その人なりの物語が詰まっとる。
この記事では、そんな高校生の告白エピソードを5つ紹介するよ。
どれもリアルでまっすぐな気持ちが描かれた、かけがえのないエピソードばかり。
伝えたい気持ちは、いつだって勇気とセット
読んだらきっと、あの頃のドキドキが蘇ってくるはずやよ。
【告白】高校生の恋愛エピソード１
ずっと伝えたかった。放課後の教室で、、、
あの日の放課後、教室にはもう誰もおらんくて、カーテンがゆっくり揺れとった。
夕日が差し込んでる窓際の席に、彼女は座ってた。
何回もイメトレしてきたはずやのに、いざその瞬間になると足が震えて、喉もカラカラで。
「ちょっと、話せる？」って言った声、自分でもわかるくらい上ずってた。
彼女とはクラスが同じで、文化祭の準備やら班活動やらで何回か話すうちに、
気づいたら、笑ってる顔とか、ノートに走らせるペンの音とか、全部が気になるようになっとって。
でも、仲良いわけでもないし、告白なんて自分には無理やって何回も諦めかけた。
それでも、このまま気持ちにフタしたまま卒業迎えたら、絶対後悔するって思って。
「……ずっと前から、好きでした。よかったら、付き合ってください。」
一気に言い切ったあと、顔も上げれんくて、心臓が爆発しそうやった。
沈黙が、めちゃくちゃ長く感じた。でも彼女はゆっくり立ち上がって、
「……私も、実はずっと気になってた」って。
信じられんくらい小さい声やったけど、それは確かに、俺の心に届いた。
あのときの教室の空気、彼女の顔、夕日。
全部がまるごと、俺の青春の1ページになったんやと思う。
【告白】高校生の恋愛エピソード２
友達のままでいたかった、でも——
彼とはずっと仲のいい友達やった。
部活も一緒で、何でも言い合えるし、ふざけて笑って、たまに真面目な話もして。
でも、ある日ふと、「このままずっと友達って、ちょっとイヤかも」って思ってん。
その気持ちがなんなのか、自分でもよくわからんまま、何日もモヤモヤしてて。
ほかの女子と楽しそうに話してるの見て、心がチクっとして初めて「あ、好きなんや…」って気づいた。
そこからは地獄やった。
友達として仲良くできてるのに、変に意識してまって距離ができてしまいそうで、怖くて。
でもこのままやと、彼に彼女できたとき絶対後悔するって思った。
放課後、思いきって「ちょっと話あるんやけど」って呼び止めた。
「…友達としてずっと一緒におったけど、気づいたら、好きになっとった」
そう言ったあと、変な沈黙。心臓の音がうるさすぎて、自分の声も聞こえんくらいやった。
「…オレも、ずっと迷ってた」
そう返ってきた時、涙出そうになった。
友達じゃなくなるのは怖かったけど、それ以上に、気持ちが伝わったことが嬉しくて。
【告白】高校生の恋愛エピソード３
“友達経由”じゃなく、ちゃんと自分の言葉で
ずっと前から好きだった。
でも、彼とは同じクラスで、話すのはたまに授業のグループ分けくらい。
友達に「〇〇のこと好きなんやろ？」って冗談で言われるたび、笑ってごまかしてたけど、ほんとは図星で。
友達に「言ってあげようか？」って言われたとき、正直ちょっと揺れた。
そのほうが楽かもしれん、って。
でも、告白でそれってズルいなって思ってん。
わたしの気持ちは、わたしの言葉で伝えんなんって。
夜、LINE開いて「ずっと前から好きでした」って打って、消して、また打って…。
送れんまま、3日くらい経って。
「やっぱ直接言おう」って、決めた。
昼休み、彼がひとりで廊下に出とるのを見つけて、勇気振りしぼって声かけた。
階段の踊り場で、ドキドキが止まらん中で言ってん。
「ずっと前から、〇〇くんのことが好きでした。返事はいつでもいいから…」
彼はちょっと黙ってから、困ったような顔でこう言った。
「…ありがとう。ちゃんと考えて返事するね」
その数日後、ちゃんとフラれた。
「友達としては好きやけど、ごめん」って。
でも、自分の口で伝えられたことに、後悔は全然ないん。
泣いたし、しばらく引きずったけど、あの瞬間の自分は確かにかっこよかったって思える。
これが、高校生のわたしの告白。誇れる片思いの終わり方やった。
【告白】高校生の恋愛エピソード４
「え、うち…？」って思わず聞き返した日
中3の冬。高校受験でバタバタしてる中、クラスの男子・山本くん（仮）とはよく話す友達のひとりやった。
塾も一緒やし、ノリも合うし、でも恋愛対象とかは全然意識してなかった。
ある日、いつもどおり塾の帰り道、駅のベンチでジュース飲んでたら、
「ちょっと言いたいことある」って急に真面目な顔されて。
「…〇〇のこと、ずっと好きやってん」
って言われた瞬間、まじで固まった。
「え、うち…？」って思わず聞き返してまったし、頭がふわ〜ってなって、返事もちゃんとできんかった。
その日は「ごめん、考えさせて」って言って帰ったけど、
家ついてから、なんか変な感じで笑いが止まらんくて、
「あの山本くんが！？わたしを！？え、まじで？」って、
信じられんのと、ちょっと嬉しいのとで、
布団の中でバタバタしてまった。
結局、返事はOKした。
付き合っても、離れ離れになったら意味ないやろ？」って不安やったけど、同じ高校受かったって分かった日、
「これからもずっと一緒やな」って言ってくれて、あのときの告白は、ただの始まりやったんやなって思った。
高校生活、最初の春から大切な人がそばにおるって、なんかそれだけで心強かったし、
あの冬の駅ベンチの告白は、わたしの“高校恋愛”のはじまりやったんやと思う。
【告白】高校生の恋愛エピソード５
LINEの通知、震える指先
学校終わりのLINEタイム。いつも通り、何気ない会話から始まったけど、今日はちょっと違った。
「〇〇って、何してる時が一番楽しい？」普通の質問が来たけど、心の中では「今、どうしても言わなきゃ」って思ってた。
でも、どう言えばいいのか分からなくて、なかなかメッセージが送れなかった。
何度も送信しようとしたけど、指が止まって、また消して、また書き直して…。考えるうちに時間だけが過ぎて、でも、結局「伝えなきゃ」って思ったから、ついに送信ボタンを押した。
「ずっと前から、〇〇のことが好きでした」
送信ボタンを押したあと、すごくドキドキして、手が震えて画面を見つめてた。次の瞬間、後悔しそうになったけど、もう引き返せない
何度もやり直したいと思ったけど、後戻りはできなかった。
既読になってしまったからだ。
「なんで送ったんや自分…！」って布団に頭突っ込んだ。
しばらく画面を見て、既読になってから返信を待ったけど、全然反応がないもうどうしようもないって思って、何度も画面を閉じたり開いたりして、心臓がバクバクしてきた。
でも数分後、通知がポンッと来た。画面をあける手が震える。数秒間、目を閉じて深呼吸。ようやくスクロールすると…
「オレも、〇〇のこと好きやった」
その一言を見た瞬間、嬉しすぎて、自然に涙が出てきた。信じられないくらい幸せで、何度も何度もその言葉を読み返した。
その夜、布団に入っても、ずっとスマホを抱きしめながらニヤニヤしてて寝れなかった。
【まとめ】高校生の告白は、青春の中でいちばんまっすぐな「挑戦」
今回紹介した高校生の告白エピソードは、どれも真っすぐで、ちょっと不器用で、でも全力の恋やったよね。
教室で声を震わせながら告白した子
帰り道で何度も深呼吸して気持ちを伝えた子
スマホの送信ボタンに全ての想いを込めた子
その一言には、ただの「好き」以上のものが込められとって、まさにそれぞれの物語のクライマックスみたいな瞬間やった。
高校生の恋愛って、未熟やけど、どこまでもまっすぐ。
だからこそ心に響くし、大人になっても色褪せんエピソードになるんよね。
告白がうまくいった人も、そうじゃなかった人も、その経験はすべてが青春の大切な1ページやよ。
勇気を出して伝えた気持ち、それこそが、最高の物語やと思う。
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